比婆山
ひばやまブナ純林に囲まれた伝説の地
「古事記」に登場する、国生みの女神イザナミノミコトが葬られた「比婆之山」との説がある比婆山。
ブナ林の中に開けた山頂の円丘の中央には、イザナミノミコトの陵墓と伝えられる苔むした巨石が横たわっています。一帯は「比婆山伝説地」として広島県史跡に指定されています。御陵の山頂部には庄原市指定の天然記念物であるイチイの群落が形成されています。
比婆山と同じ庄原市に位置する吾妻山も人気の登山スポットです。
ブナ林の中に開けた山頂の円丘の中央には、イザナミノミコトの陵墓と伝えられる苔むした巨石が横たわっています。一帯は「比婆山伝説地」として広島県史跡に指定されています。御陵の山頂部には庄原市指定の天然記念物であるイチイの群落が形成されています。
比婆山と同じ庄原市に位置する吾妻山も人気の登山スポットです。
比婆山のブナ純林
比婆山一帯には、ブナの自然林が広がっています。このブナ林は、日本海型と太平洋型の特徴を合わせ持つものとして注目され、国の天然記念物に指定されています。春の新緑や秋の黄葉は美しく山を彩り、訪れる人をひきつけています。
古事記への路
熊野神社から比婆山連峰を経て比婆山御陵へと向かう道筋は、「古事記」にまつわる伝説や悠久の時を感じさせる巨石や巨樹、不思議な地名などがあります。「古事記への路」ルートのあちこちに、これらを紹介するサインが立てられています。30mの高さから落下する鳥尾の滝(那智の滝)、「古事記」に登場する「干引岩」などの見どころを満喫し古代ロマンに思いを馳せながら散策できます。
徳富蘇峰翁筆碑石(とくとみそほうおうひつひせき)
御陵正面の30~40m辺りに、明治から昭和にかけてジャーナリスト・歴史家として活躍した徳富蘇峰氏の筆を彫った「神聖宿処」の碑があります。これは1940年(昭和15年)3月、紀元2,600年記念行事に関連して地元の教育会が建てたもので、氏の詠んだ詞を引用し刻まれた碑とされています。周囲に茂る針葉樹林にひっそりとたたずむ姿は不思議に気品があり、古来より続く比婆山伝説の神秘的な雰囲気に包まれています。
基本情報
住所 | 〒729-5741 広島県庄原市西城町熊野比婆山 |
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電話番号 | 0824-75-0173(庄原市観光協会) |
アクセス | [車] ・中国自動車道 庄原・東城ICから県民の森公園センター、立烏帽子山の各駐車場まで約50分 |
駐車場 | 県民の森600台(大型バス冬期のみ不可) 立烏帽子50台 熊野神社100台 |
ウェブサイト | 庄原観光ナビ(外部サイトへリンク) |
備考 | 県道比婆山公園線(西城町熊野上尺田~比婆山)は冬季(11月下旬~3月)通行止めです。 ※積雪の状況により通行止めの期間は変更になる場合があります。 庄原市の宿のご案内 人気サイトの宿泊プランを一括比較! オンラインでの空室確認&予約は詳しくはこちらから!! 広島県の宿はこちらから |